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2009.12.09

2009年晩秋の夢絃峡

09120901 京都府南東端に唯一の村がある。南山城村といい、北は滋賀県、東は三重県、南は奈良県に接しており、京都市からは車で2時間以上かかる。
 ここに夢絃峡(むげんきょう)という風光明媚な渓谷がある。
 木津川(伊賀川)と名張川の合流点の岬、そこに知る人ぞ知る旅館がある。
09120902  岩盤の上に立つ旅館なので、廊下は一部岩で出来ている。こけたらマジでケガをする。
 客室にも岩盤が露出しており、廊下の真ん中に生木が通っていたり、猪や山鳥などの剥製が大量に飾られていたりと、普通の旅館とはひと味もふた味も違う。
 大雨や台風の度にあちこちが崩れたりする。実際この10月の台風の被害で1ヶ月以上も休業した。
 こういう旅館なので、変わり者の仲間を連れてきたが、結構喜んでくれた。
09120903_2  風呂も川石を組んだ円形の独特のもので、野趣があふれる。
 気持ちが良いので夜も朝も入ってしまう。
 もともと温泉が湧いていたが、数年前の台風で源泉が埋まってしまったという。
09120904  自然の中にあるので、料理はキジ、猪、鮎、鯉などが評判がいい。
 今回はキジのすき焼き鍋と天然鮎の塩焼き。キジは歯ごたえと旨味があり、皆「うまい!」を連発。
 かつて宮崎で地鶏を食べたときと同じく、もうブロイラーなんて肉じゃねえ、とマジで思う。

09120905 旅館から見える夢絃峡。一度に三方渓谷美が堪能できるのは日本でここだけとか。
 ローケーションといい、料理といい、建物といい素晴らしい旅館なのだが、後継者がいない。ご主人は8年前に交通事故で亡くなり、70代の女将さんが一人住んで頑張っている。一度に数人しか対応できないので、我々4人で貸し切りだった。
 微力ながら応援しているが何とかならないかなあ。

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