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2005.03.13

初めての北海道旅行記(2)

旅行2日目です。この日も天候に恵まれ、大自然を満喫しました。

 1998年9月27日(日)

 朝が来た。寒い ので、震えながら朝御飯を作る。夕べの残り物である。朝食後、昨夜ソミュール液に漬けておいたマスを見ると身がいい塩梅になじんでいる。水洗いをして、陰干しにする。半日陰干ししないといけないが、車のなかで干すことにした。車の中が臭うので窓は開けて 走るのである。
 テント撤収後、近くの熊ノ湯露天風呂に行く。囲いもない豪快な 露天風呂で渓流の対岸の国道から丸見えである。源泉は98度ととほうもなく熱い。まさに温泉たまごが作れる。北海道の人は熱い湯が好きなようで、湯船の温度も58度 と言われた。とても熱いが我慢して入る。体を洗い、すっきりした。肌がつるつるになって驚いた。妻は残念ながら熱くて入れなかったようだ。道東はこういう無料の露天風呂がそこらじゅうにあるので嬉しい限り。
 昨日通過した知床峠に行き、羅臼岳を近くに見る。次に知床五湖に行くが、全部見ると時間が足りないので、展望台から眺めるだけで終わる。
 知床自然センターというところで情報収集。この時期、ヒグマ やスズメバチが出没するやら、観光客を狙った車上荒らしが多いなど物騒な話を聞いた。ここで昼食。千円もする特製塩ラーメンだった。ここで携帯電話が鳴る。なんと上司から。仕事の件でいろいろ打ち合わせする。知床まで来て何ということか。旅行気分が一時 吹き飛んでしまった。
 気を取り直して、乙女の滝というのを見に行く。途中広い草原が印象に残った。ここから車で大移動。一路屈斜路湖を目指す。途中にオシンコシンの滝というのを通りがかったので、立ち寄り、ひたすら走る。本当に北海道は民間企業というものがない。立派な建物は農協 ばかり、スーパーはAコープ、ガソリンスタンドはホクレン(農協のグループ)ばかりだ。
 川湯温泉の食料品店で買い出しをし、昨日釣ったマスの身や筋子のことでアドバイスをもらう。
 目指す砂湯キャンプ場に着いたのは夕方5時。明るい内に着いたと思ったら、何とシーズンが終わって閉鎖 されていた。それでも2つ程テントが張ってあったが、水道が止められ、トイレも閉鎖されていたので、他を当たることに。結局6時前に、和琴キャンプ場に到着。
 早速テントを張り、晩御飯の準備。干してあったマスの身をセットし、スモークで調理する。初めてのことなので、試行錯誤しながら、チップに、ローリエやレモンペッパー、ブラックペッパーなどを混ぜて、燻してみる。1時間ぐらいするとつやのある飴色 になっておいしそうに出来上がった。これはスライスオニオンとトマトを付け合わせる。丸一日酒と醤油に漬けた筋子は、ご飯の上に乗せてスジコ(イクラ)丼に。さらにクリームシチューにゆで卵と豪華なメニューである。
 いよいよ食べてみる。まずはカラフトマスのスモーク。うまい! ちょっと塩辛いが、柔らかくてスパイスが利いて絶品である。一般の鮭より美味いと言われるが本当にそう思う。次にスジコ丼。信じられないくらい うまい!イクラよりうまいと聞いていたが本当である。一粒一粒がぱんぱんに膨れ、噛むとぷちっとした触感と共にとろりとしたものが口の中に広がる。しかも自分で釣って苦労して調理して、屈斜路湖畔で食べるのだから最高である。夢中で食らいついてしまった。至福 の時である。
 近くに露天風呂があるので、コーヒーを飲み、洋なしを食べた後に見に行くことにした。仕切も何もない、湖のほとりにその露天風呂はあった。
 一度テントに戻り、妻は水着 を着て露天風呂に挑戦。5,6人先客がいた。遠くに裸電球があるだけで、暗くてよく見えない。もうもうと湯気が立っている。温泉はこれまた熱い。57度 くらい。先般の台風で増水していて、周りの草むらまで冠水していた。湯が熱いのはわが輩は慣れたが、妻は苦労したようだ。でも湯冷めが怖いので最後はしっかり浸かっていた。
 暖まった体で、2日目の夜は快適に 就寝した。

つづく

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